YANO PEOPLE

バン製造部

オーダーメイドの現場で、 手を動かし続ける仕事
バン製造部
技能職
工業高校 情報工学科卒業

「オーダーメイドのものづくり」に惹かれて

製造部には、車両に必要なパネルや床材、ドアなどのパーツを製作する「サブライン」と、そのパーツを組み立てる「メインライン」という工程があります。私はサブラインの「ドア班」で、冷凍車の後ろのドア部分を製作しています。
工業高校時代の同級生は、工場で働いていない人がほとんどです。私自身も、最初はプログラマーになることを考えていましたが、求人票で目にした「オーダーメイドのものづくり」という言葉に強く惹かれ、工場見学に参加しました。

そのときに感じたのが、「ここならやれる」という直感です。先輩たちが明るく、優しく声をかけてくれて、工場で働くことへの不安よりも、ワクワクの方が大きかったのを覚えています。
一つひとつ作るものが違い、体を動かしながら形にしていく仕事は、パソコンに向かい続ける仕事よりも自分に合っていると感じ、入社を決めました。

製造の仕事を離れても、できることを考えた時間

入社後は、トラックの土台部分に電気配線を通す作業を担当し、日々配線作業に向き合っていました。1年目の秋には、会社で行われた「配線コンテスト」で2位を獲得することもでき、仕事に手応えを感じ始めていた時期でした。
そんな中で、1人目の妊娠が分かりました。技術もまだ十分ではない中で、仕事を続けられるのかという不安がありましたが、会社と相談しながら、自分にできる役割を考えることにしました。

そこで、「仕事に戻ったとき、何か役に立てることはできないか」と考え、自分が担当していた仕事について、誰が見ても分かる手順書やポイント集を作成しました。
ものづくりの現場では、先輩が一つひとつ教えながら、実際の作業を通して技術を身に付けていく文化があります。そこに「見て分かる資料」が加わることで、理解が深まり、より安心して作業に取り組めると感じたからです。
実際に、今もその手順書が使われていて、直接現場の仕事に携われなかった期間も、ものづくりに関われたという実感を持つことができました。

ただの板が、ドアになるまで

1人目の育休後は、ドア班での仕事を担当することになりました。
ドア班の仕事は、ドア用の板材をクレーンで吊って運び、お客さまの希望のサイズに合わせて機械で裁断するところから始まります。その後、手作業で穴を開け、蝶番にボルトを打ち込み、内側に断熱材を貼り、ドアハンドルの長さを調整して取り付けます。
一つひとつ仕様が異なるため、何度作っても同じものはありません。その分、図面をしっかり確認しないと、すぐに間違えてしまう怖さもありますが、ただの一枚の板がドアとして形になっていく工程は、何度見てもおもしろいと感じています。

「逃げない・隠さない・ごまかさない」

以前、ドア材の裁断時に、表面に小さな傷をつけてしまったことがあります。遠目では分からず、「どう伝えるべきか」と判断に迷っていましたが、結果的にすべて作り直すことになりました。そのとき、先輩たちは私を責めることなく、「次にどう防ぐかを考えよう」と声をかけてくれました。
そこで学んだのが、「逃げない」「隠さない」「ごまかさない」という姿勢です。新人の頃は判断に迷ってしまうこともありますが、この経験を通して、早く共有することの大切さを学びました。先輩たちの的確なアドバイスと、支えてくれる環境に感謝しています。

仕事と生活を両立しながら働くということ

私はこれまでに2度、産休・育休を取得しました。復帰後も、子どもの体調不良の際には看護休暇を利用するなど、仕事と子育てを両立しながら働いています。

職場では年齢や部署に関係なくフォローし合う雰囲気があり、制度だけでなく、職場の理解があることが、この会社の働きやすさだと感じています。

Message これから矢野特殊自動車を目指す人へ

オーダーメイドのものづくりは難しいですが、その分やりがいも大きい仕事です。製造の仕事に携わる人の意見を取り入れながら、仕事の進め方や制度を整えてくれる会社だと思います。
女性で工場の仕事に興味がある方や、家庭と仕事を両立させたいと考えている方でも、不安を感じる必要はありません。私自身の経験を通して、続けられる環境があることを伝えられたら嬉しいです。一緒にものづくりに向き合っていきましょう。

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