YANO PEOPLE
サービス部
工場で培った10年の経験
入社後の約10年間、工場内で特殊車両の修理を担当してきました。 矢野特殊自動車が扱う車両は、一台一台用途も構造も異なり、同じ修理内容であっても、まったく同じ対応が通用することはほとんどありません。そのため、目の前の車両と向き合いながら、「どうすれば安全に、長く使っていただけるか」を考え続ける日々でした。 工場での修理は、技術や知識だけでなく、状況を見極める力も求められます。どこに原因があり、どのような順番で手を入れるべきか。毎回考えながら作業を進めることで、車両の構造や修理の進め方について、少しずつ理解が深まっていきました。 将来は、技術を磨き続け、修理の現場でさらに経験を積んでいく道を思い描いていました。
そんな中で、「これまでの経験を活かして、修理全体を見る仕事に挑戦してみないか」と声をかけてもらったのが、現在の修理フロント業務に携わるきっかけです。 正直なところ、工場での修理とはまったく違う役割になるため、最初は迷いや不安もありましたが、新しい視点で仕事に向き合ってみたいという気持ちが勝り、挑戦することを決めました。
修理全体をつなぎ、支える役割
現在は、修理フロントとしてお客さまからの修理の相談を受けるところから仕事が始まります。車両の状態を確認し、必要な修理内容を整理したうえで見積もりを作成。その後、部品の手配や修理工程の調整を行い、修理が完了した車両をお渡しするまで、一連の流れに関わります。
工場で修理を担当していた頃は、自分の作業に集中する時間が中心でしたが、修理フロントでは、修理全体の流れを考えながら仕事を進める必要があります。工場での経験があるからこそ、「どの工程に時間がかかりやすいか」「どこで調整が必要か」を具体的にイメージできる点は、今の仕事に大きく活きていると感じています。 修理フロントは、工場とお客さま、そして社内の各部署をつなぐ存在です。関係する人たちと相談しながら、無理のない進め方を考え、修理がスムーズに進むよう全体を調整していきます。
一台一台違う、修理の面白さ
特殊車両の修理では、決まった正解があるわけではありません。車両の構造や使われ方、これまでの履歴などを一つひとつ確認しながら、その車両に合った修理方法を考えていきます。 修理フロントの仕事では、自分一人で判断するのではなく、工場や他部署と情報を共有し、相談しながら進める場面が多くあります。その中で、「この進め方が一番よさそうだ」と整理できたときには、仕事の手応えを感じます。また、修理の工程を考え、計画どおりに進み、無事に納車を迎えられたときには、大きな達成感があります。工場で修理をしていた頃とは違い、車両全体や修理の流れを俯瞰して見られるようになり、自分の視野が確実に広がっていると感じています。
チームで仕上げる修理のやりがい
特殊車両を新車に近い状態へと復元する修理に携わったこともあります。お客さまと修理内容を丁寧にすり合わせ、工場とも何度も相談を重ねながら進めた仕事でした。
完成した車両をお渡しした際に、「新車みたいにきれいになったね」と言っていただけたときは、修理フロントとしてのやりがいを強く感じました。自分一人の力ではなく、チームで協力して仕上げた結果だからこそ、喜びも大きかったと思います。 修理フロントの仕事は、特殊車両を長く安全に使っていただくために欠かせない役割です。そのことを実感できる瞬間が、この仕事を続ける原動力になっています。
Message これから矢野特殊自動車を目指す人へ

