先輩紹介
バン車事業部 製造部
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冷蔵・冷凍車などバン車のボディに使用するサイドバンパーや、ボディとシャーシ(運転席部分)をつなぐ部品をつくる製造現場の生産管理を行っています。生産管理の仕事は一言で言うと各部署をつなぐ“司令塔”ですね。まずオフィスで図面処理を行い、社内・社外どちらで部品をつくれば効率的かコスト面、スケジュール面を考慮して決断し、発注していきます。社外の場合、業者に見積もりをとり、交渉するのも私の仕事です。また社内で部品をつくる工作課の管理業務も兼務しているので、製造現場に出向き社外・社内の負荷調整をしながら現場監督としてスケジュール管理、人員配置、部品のつくり方のアドバイスも行っています。
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幼い頃から“働くクルマ”が好きでした。大学では機械工学を専攻し、「車両の主要諸元」を卒業研究に選びました。就職は地元希望だったので、迷わず当社に入社を決意。さまざまな側面からクルマに携わりたいと思い、製造現場を希望したら、各部署をつなぎ全体的な視点から見て物事を仕切る工務係という重大ポジションを任せて頂きました。新人にこんなに任せるのか!と思ったぐらいでしたがこの経験を通して成長することができました。
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オーダーメイドの特殊車両をつくるにあたり、まず営業から受注情報が生産管理にきます。それをもとに大きな工程表を組みます。納期に合わせて設計課と何度も打合せをし、出来上がった図面を基に各課へ部品づくりをお願いするという流れになっています。最終的に各部品が納期通りに車両の組み立てラインに流れるように、細かいスケジュール管理を行っていきます。しかし、現場では毎日問題が生まれます。部品をつくるのは機械でもありますが、最終的には人次第。私が担当する現場には18歳から65歳まで幅広い年齢の職人たちが活躍していますが、技術指導だけじゃなく、声かけなどのムードメーカー的な役割も果たさないといけません。またいろんな考えの方がいますので、現場での意見の吸い上げとその反映などやることは盛りだくさん。「自分は若いから…」と臆していても納期は遅れるだけなので、とにかく問題解決のためのチャレンジ精神は大切にしています。その問題が解決した時が一番の喜びです。苦しんで、もがいて、問題が解決した時の達成感はすべてを吹き飛ばしてくれます。その点が一番のやりがいであり楽しみですね。
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振り返ると、入社半年で「のびのび働ける会社だな」と思ったのを覚えています。まず上司と部下の垣根があまりなく、役職で呼ばずにみんな「さん付け」で呼び合い、社内はアットホーム。かといって若いからといって容赦もありません。特に現場のベテラン職人の方に指示する時は気を遣います。でも物事はとらえよう。私はそれを成長のチャンスととらえていますし、当社は人間育成にはとても寛容的な会社だと私は思います。外部のセミナーにも積極的に行かせてもらえますし、今、モノづくりの“要”となる部署にいますが、自分次第でどの部署でも経験を積め、場数を踏んで成長していける環境が魅力ですね。
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当社には私のように車好きな方が多く活躍しています。でも好きなことを仕事にするって楽しいだけではなく、苦しいこともあるんだと入社して気づきました。でも一人だとくじけそうなところをチームワークが救ってくれます。多くの人と個性や技術、苦労や喜びを共有することで、オーダーメイドの一台ができあがるんです。これからは少子高齢化が進み、物流業界も人手不足がより一層深刻化してくると思います。今後は“矢野スピリット”を持った仲間たちと、人の手をかけなくてもより簡単に、より安全に商品を運ぶことができるような車両を提供していくことが私の目標であり、課題だと思っています!
ある一日の仕事の流れ
- 8:00
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出社
- 8:10
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ラジオ体操・朝礼
各部署を回り、当日の作業を確認
- 10:00
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オフィスにて図面処理・現場に出向き作業指示などの対応
- 12:00
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社員食堂にて昼食
- 13:00
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オフィスにて図面処理・現場に出向き作業指示などの対応
- 15:10
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課内ミーティングにて翌日の作業予定の確認
- 19:30
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退社
退社後は自宅にて夕食をとった後、ゆっくり睡眠をとることに心がけています
心身をリフレッシュさせるために、のんびりリラックスしています。野球を観たり、サッカー観たり、eスポーツ観たり…あ、観ているばかり(笑)。たまにゴルフもしますし、今後の野望は、世界遺産の神宿る島・沖ノ島で本格的な釣り人デビューをすることです!
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